macbook air(2018)を買った&chromebookと比べてみたって話

はじめましての方ははじめまして、またあったねって人はありがとうございます.そらんです.

先日晴れて4年生になりました.今年は卒論や院試に追われる一年になりそうです.

そんな中,今回はmacbook air(2018)を買った話です.



Macbook Airって?

こんなほぼchromebookについてしか話していないブログに来るような人たちにとっては既知なことかもしれませんが一応.
Macbook AirとはApple社が発売しているエントリー層向けのクラムシェル型ラップトップです.OSはかつてはOSXと呼ばれており,Windowsとはもとにしているもの辛子っちがいます(macはLinux,windowsはUnixだった記憶).操作感やキー配列,そして何よりハードとソフトを同じメーカーしか出していないか否かが大きな違いだと思います.2016年ぐらいにmacbook proがUSB-Cのみにした時は大きな波紋を生みましたが,最近ではファーウェイやASUSなどもUSB-C端子のみのラップトップを出して来ているので時代を作ったと行っても過言ではないでしょう.
その中でもジョブズが紙袋から取り出したあのプレゼンで有名なmacbook airは有名だと思います.大学に行くと結構な人数があの型のMacbook Air使ってるんですよね.OSのサポートが長いことはいいことです.今回買ったのはその後継であり進化系です.
 この箱,やっぱりアップルはセンスいいなぁって思います.
 かつてはこのリンゴマークが光ったんですよね.あれはあれで遊び心あってよかったんじゃないでしょうか.
設定中.iPhoneからAndroidに変えた時並,下手したらそれ以上に苦労しました.

スペックは8世代i5Y,メモリ16GB,ストレージ128GBのUSキーボードです.詳しい解説はmac歴1週間の僕よりも詳しい記事がごまんとあるので割愛します.どうせなら僕にしか(は言い過ぎとして)かけないことを書きましょう.

Chromebookと比較してみるとどう?

お値段やOS,スペック等,違いは上げれば山程ありますが,数字は置いといて使用感の話をしましょう.そちらのほうがわかりやすいでしょうし.ここは日本古来よりの伝統である(?)7番勝負と行きましょうか.比較対象はこれまで所有したことのあるASUSのC101とC523です.

1. 画面の綺麗さ

これはさすがmacですね.液晶の評判も割といいC101はともかく,唯一の欠点と言っても過言ではないほど言われているC523では勝ち目がありません.ほんとにグレアなの?ってぐらい照り返しは目立ちませんし,それでいてきれいです(ハーフグレアっていうらしいです).
ただまあ,倍どころかトリプルスコアの価格差がありますからね.これは仕方ないです.
結果:macの勝ち

2. キーボードの打ちやすさ

これは甲乙つけがたいですね.出た頃のバタフライキーボードは散々に言われていましたが,一週間使った3世代バタフライキーボードはそこまで不満を感じません.確かに多少うるさいかもしれませんが,タイピング速度はASUSの両選手とそう変わりませんし,別段疲れやすいというわけでもありません.行き来すると違和感を感じるレベルではありますが,これは慣れの問題という部分が大きいのでしょう.
ただ,この記事でも言われているように信頼性はやはりそこまでなようで,その点を加味すると僅差でc101やc523の勝ちでしょうか
結果: chromebookの勝ち(ただし僕の触ったことのある機種)

3. Androidとの連携のしやすさ

疑うまでもありません.chromebookの勝利です.そのそもmacってデフォルトではAndroidを認識しませんからね.iPhoneっていう日本では大正義なスマホとの連携を主眼においているので当たり前ではありますが.
とはいえ,WindowsPhoneを出していた頃のMicrosoftでも他社スマホを認識したように,アップルが閉鎖的すぎるのではという話もあります.アップルウォッチもiPhoneとしか連携できませんし.もっとそのへんをフリーにしてくれると助かるんですが,慈善団体ではないので仕方ないですね.
とはいえ,Googleのアプリを使えば結構な連携は取れます.chromebookがそうであるように,PC版chromeを使えるので多種多様なgoogleサービスを使えます.googleドライブ,googleフォト,ドキュメント,スプレッドシートetc...クラウド化の恩恵はこういうとこに現れます.
結果:chromebookの勝利(とはいえコンセプトの違いでしかない)

4. アプリの充実具合

これは甲乙つけがたいですね.というのも,僕が画像や動画の編集をバリバリする人でもないので,いっぱいあるアプリが見えてきてないだけって話もあるんですよ.
けれども,macにはmac版AppStoreがありまして,有料アプリは多いですが多種多様なアプリが,それもmac版として存在するんです.これは大きいです.
chromebookにもGoogle Playが存在しますが,まだまだ動作しないアプリも多く,またそもそものコンセプトからして最適化やchromebook向けアプリの増加というのは見込みにくいんですよね.chromeアプリや拡張機能はmacでも使えるのでアドバンテージにはなりませんし.
結果:macの勝利(これまたコンセプトの違い)

5. クラウドサービスの充実具合

これは僕から見た意見なのですが,iCloudの初期容量が5GBって明らかに少なくないですか?完全にiPhone向けですよね?一方googleドライブはGmailやgoogleフォトと共用とはいえ15GBもあります.この差はヘビーユーザーはともかく僕のようなライトユーザーには大きな差になります.
また,少し話が違うかもしれませんが,pages,numbers等のアップル社オフィスソフトって他では開けないんですよね.なんでそんなめんどくさいことするんでしょうか.友人曰く慣れたらpagesも使いやすいといっていましたが,クロスプラットフォーム生活をしている僕にとっては他端末で開けないのはデメリットでしかありません.ここでもアップルの閉鎖的な面が出てるとは思いませんか?
結果:chromebookの勝ち(僕の使用状況の場合)

6. 初期設定の簡単さ

chromebookの圧勝です.言うまでもありません.もともとchromeだけ動かすchromebookと比べるのは流石に酷かもしれませんが,いかんせん付帯サービスの設定とかも含めると結構な時間がかかりました.大手キャリアの割引条件かよって感じです.サービスをメインに据えたビジネスモデルにしたいという気持ちはわかりますが,最初のよくわからないときにいろいろ設定言われてもわからんわって思いながらやってました.また,chrome等のアプリを入れる際にも,どうすれば開くのか,どこに保存されているのかが理解できないまま動いてしまっている感じでした.よくmacの操作は直感的とは言われますが,内部で何が動いているのかを知られないようにしすぎているきらいがあるんじゃないかと思いましたね.Windowsがわかりにくいと言われることへのアンチテーゼなのでしょうが,初心者だった自分を思い返すと確実にウイルスに感染させておじゃんにするやつだなぁと.
結果:chromebookの圧勝

7. ハードとしての洗練具合

macが人気である理由の一つに美しさがあると僕は思います.それはシンプルであることから生まれているものだとは思いますが,所有欲を満たされるものであることに疑いはありません.流石に生まれてすぐの(とはいえよく成長しているとは思いますが)chromebookでは太刀打ちできる機種は少ないと思います.ぱっと思いつくところで行くとpixelbookぐらいでしょうか.価格差を考えて一昔前のWindowsと比べてもすごい差を感じます.
冒頭で述べた端子が少ない問題も,取り巻く側を変えることによって解決しました.映像も,音も,データも,充電もUSB-Cでできるのならば,それが2つあれば事足ります.そもそもが電子化,クラウド化,ストリーミングサービス化の社会ですので,端子自体そこまで数はいりません.chromebookも追従した側になるでしょう.とはいえ,現状ではそこまでさはなく,むしろ端子が両側にあるC523のほうが便利だと感じる場面が多いです.ハブもこないだ買いましたし(使ってないので不安ではありますが).
結果:macの勝ち

最終結果

3-4でchromebookの勝ちです!
とはいっても,そもそも直接比べるものではありません.macの大半の機能が一般文系大学生にとってはオーバースペックです.気軽に使うのに特化したchromebookが,文章を読み,考え,書くことを生業とする文系大学生にとって使いやすく見えるのは当然の結果であり,使い分けの範疇です.やはりスタバでどやれるのは正義です.コメダって地域によってはあんまり店舗数無いイメージですし.

比べてみて感じたこと

ここからはエッセイチックになるかもしれません.すいません.
ちょうど一年前ぐらいにchromebookを使い始めてから,僕のクロスプラットフォーム生活が本格化したわけですが,そんな生活をしている人って世の中のごく一部なんですよね.パソコンは一人一台以下,スマホは3年前のiPhoneをあと3年持つかのように使っている,使い分けるのではなく工夫することによって色んな仕事をこなすひとがほとんどです.動画や論文を読むのはタブレット,ストレージはgoogleドライブにほぼ依存,スマホはAndroid(とはいえ3年は持つと思いますが),デスクトップとラップトップ二台はすべてOSが違うなんてのは学部でも僕ぐらいです.
それだから値段を考えたときのmacのオーバースペックさを感じるのでしょうし,chromebookで完結できないことへの歯がゆさを感じるのでしょう.ただ,C523を買って(その話はここに)C101の魅力を再確認したときのように,うまく使ってやればmacもchromebookもWindowsもAndroidもiPhoneも,邪魔しあわず調和できるのではないか,と感じるのです.
ものには長所があれば短所があり,短所があれば長所があります.一つですべてを解決できればいいのでしょうが,現実そんなうまい話はありません.だからこそ,他の人々は工夫をするのでしょうし,僕はクロスプラットフォームをするわけです.どっちが正解ということはありません.

人に勧めるとしたら?

その人があまりパソコンに詳しくなく,かつプログラミングやデザインをする可能性のある人ならばサーフェスラップトップを僕は勧めると思いますし,対抗馬は今回買ったMacbook Airです.その人が安く済ませたいと言うのならばideapadやzenbookなどを勧めるでしょう.なら誰にchromebookを勧めるのか.僕はパソコンではなくインターネットを求めている人に勧めるでしょう.
chromebookは何度も述べているようにchromeを動かすことが主目的のマシンです.間違っても高度な開発をしたりデザイナーがデザインしたり,音楽や動画を作ったりというようなことを主目的としたマシンでは(今の所)ありません.そうであることはいろいろなことができないというデメリットでもありますが,気軽にしたいことを気軽にできるということは,いわゆる創造的なことができるマシンがたくさん出てきた今だからこそ大事なのではないでしょうか.

長々とお付き合いいただきありがとうございます.それでは皆さんまた会う日まで

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